こんにちは!ハロウです。
東京ディズニーリゾートを訪れるゲスト(キャストはお客様のことをゲストと呼ぶ)の数は年間約3000万人ほどで、1日に約10万人ほどが遊びに来る計算になります。
※実際は平日は6万人前後で、休日や長期休みに10万人以上の来園があります。
そんなディズニーリゾートを支えているのは約2万人の職員ですが、その2万人の職員のうち、パーク内に出ている9割以上のキャストがアルバイトだということも事実です。
しかしそんなアルバイトという身分でも「キャストになりたい!」と思う人は後を絶ちません。
そこで今回は元キャストのハロウが、「キャストって1か月どれくらい給料があるの?」「キャスト1本で一人暮らし出来る?」「福利厚生はいいの?」といった気になる疑問を解決していきます!
目次
キャストの1か月の給料
キャスト(アルバイトの場合)は時給制になっており、基本自給は1000円となっています。
ただし、勤務年数や評価の具合でグレードが上がることによって、1000円+グレード給といった感じで20~300円ほど上乗せされます。
フルタイムキャストの場合、週5日の勤務は保証されています。
1日の勤務時間は7.5時間が基本となっており、1000円×7.5時間=7500円が日給という形になります。
なので7500円×22日=165,000円が1か月の給料となります。
手当が多少プラスされるので、その他手当については次で説明します!
この記事では僕の当時の通帳も見せちゃいます!!
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【ディズニーキャストの年収・給料】元キャストが通帳公開!
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手当
先ほどの1カ月の給料165,000円にその他もろもろの手当が付きます。
ここではどんな手当があるのか見ていきましょう。
早朝・深夜手当
ディズニーでは出勤~8:00までは早朝手当、19:00~退勤は深夜手当としてプラス200円の手当が付きます。
基本的に22:00以降に深夜手当が付く会社が多いので、19:00以降に手当が付くのはすごいですね。
※2020年現在では、早朝勤務と深夜勤務の対象時間が広くなって、以前より手当が少し増えました。
残業手当
8時間を超える勤務をした場合は残業手当として、時給×1.25の給料が上乗せされます。
これはディズニーに関わらず全ての会社で同じですね。
着替え手当
キャストの場合、勤務するためにコスチューム(衣装)に着替えなければいけません。
その「着替えるための時間」の分、早く出勤しなければいけないため、「着替え手当」として支給されます。
金額としては、月3000~4000円ほど支給されていました。
交通費
交通費は全額支給です。
電車の定期券代、バス代を全額支給してもらえます。
バスで通える範囲に住んで自転車通勤をしても、バス代として交通費が支給されるので、少しでも稼ぎたい!という人はこの手法が使えます!
閑散期
ディズニーには閑散期というものがあり、いわゆる「お客さんが少ない時期」のことを指します。
この閑散期は主に2月なのですが、2月はお客さんも少なくパークのオープン時間が遅く、クローズ時間も通常より早いので、自然と1日の勤務時間が少なくなってしまいます。
また、勤務にきても「勤務解消」ということも発生します。
出勤したのにゲストの数が少なく、人員過剰になってしまった場合、状況をみて勤務解消が指示されます。
例えば、6時間勤務だったのに4時間勤務したところで2時間の解消の指示をされた場合、解消された分の2時間は「全く給料無し」というわけではなく、時給×0.5(うろ覚えです)の給料は入る形となります。
いずれにしても閑散期の手取り給料は寂しい物があり、2月は10万円いかないこともあります。
その点を含めて、キャスト一本で一人暮らしできるかどうかを次で紹介します!
ディズニーキャストの給料のみで一人暮らしは可能?
結論から言うと、キャスト1本で一人暮らしは可能です。
巷ではキャストの給料だけじゃ一人暮らしは無理!とか
掛け持ちしてる人がほとんどなんて言われてますが、
実際に僕は一人暮らししていましたし、周りのキャストも一人暮らしの人が多かったです。キャスト1本で20年近く働いて、マンション買ってる人もいました!
ただし、贅沢はできません!
中には他のアルバイトを掛け持ちしている人もいるのも事実です。
ですが、閑散期などがあるとはいえ、基本は忙しいディズニーリゾートです。
自分が希望すれば、残業もたくさんできますし、休日出勤することも可能です。
僕は閑散期のために貯金をしようとバカみたいに働いて、月の労働時間が230時間とかいってました(ブラック企業ではないです!)。
それで月の手取りが23万円とかだったので、普通の食事をして、普通に友達と遊んで、ジムに通ってみたいな感じで一人暮らしを満喫していました(笑)
まとめ
以上、ディズニーキャストの気になる給料でした。
これを見てどう思いましたか?
少ない!意外と多い!様々な意見があると思いますが、僕自身キャストであることに誇りを持っていましたし、毎日楽しく過ごしていました。
確かにきつい面もあるかもしれませんが、大事なのはその仕事を好きになれるかどうかだと思います。
多少きつくても、自分で選んだことや好きなことなら頑張れると思います!
給料が低いとはいえ、だれでもできる仕事ではありません!
もし少しでもやりたい気持ちがあるなら、チャレンジする価値のある仕事だと思います!