こんにちは!ディズニーランドのアトラクションキャストとして働いていたハロウです。
ディズニーキャストを目指している人が持つ疑問の一つとして、
英語力ってどのくらい必要なの?
というものがあると思います。
今回のこの記事では、元ディズニーキャストのハロウが、キャストって英語力が必要なの?どのくらい英語をしゃべらないといけないの?という疑問について触れていきたいと思います。
目次
英語は話せなくてもOK
結論から言うと、ディズニーキャストになるにあたって英語を話せる必要は全くありません。
パーク内には様々な国のゲスト(お客様)がいるので話せるに越したことはないですが、実際にいるディズニーキャストで英語を話せる人はほんの一握りです。
そして僕は英語が全く話せませんでした(高校3年間英語赤点レベル・・・)。
それに、面接でも英語力について聞かれることはまったくありません。ということは、面接官も英語力については重視していないっていうことですよね(^^♪
ディズニーキャストの面接で聞かれる内容はコチラ
-
ディズニーキャストの面接で聞かれる内容って!?元キャストが面接対策を伝授します!
続きを見る
英語対応が必要になる場合
とは言え、どうしても英語で対応しなければいけない状況が出てきます。
数パターンあるのでご紹介していきましょう。
英語対応が必要なロケーション
ロケーションというのは配属先の場所のことをいいます。
アトラクション、レストラン、カストーディアル(掃除)、マーチャンタイズ(おみやげ)、インフォメーション・・・など数多くの仕事があります。
ディズニーキャストの仕事内容・種類についてはこちらをチェックしてください!
数あるロケーションの中でも、インフォメーションセンターやチケットセンターのキャストは嫌でも英語を話さなければいけないです。
ゲストに分かりやすく、かつ迅速にご案内するためにも、最低限の英語力はあった方がいいですね。
しかし、もちろんみんながみんな英語を話せるわけではないので、心配する必要はありませんし、自然と働いていく中で少しずつ話せるようになっていくでしょう。
英語対応が必要な状況
普段は英語力を求められなくても、状況によって英語対応しなければいけない場合も出てきます。
いわゆるイレギュラー対応ですね。
レストランであれば「オーダーをとる時のアレルギー確認」がそうです。
アトラクションキャストであれば、「身長や年齢制限があるアトラクションに小さい子が乗ろうとしたとき」です。
英語が話せないから見なかったことにしよう・・・なんてことは許されません(笑)
命に係わる大事なことなので、そういった場合は利用制限について説明し、アトラクションの利用のご遠慮、もしくはお断りをしなければいけません。
また、運行中のアトラクションが途中で止まってしまった場合も英語力が求められますね。
アトラクションに乗っているゲストを避難させないといけないので、そういった状況の時にも英語力が必要になります。
ただ、どのロケーションにもそれなりに英語が話せる人が一人はいるはずです。
どうしようもない時はその人にお願いすることも出来ますし、スーパーバイザーなどの上司にヘルプを求めることもできます。
そして最低限の英語が書いてある”指さしツール”と呼ばれるものもありますので、それらを活用して対応することも可能です。
たとえどんな状況であっても、基本的にあなたの周りには多くの仲間がいますので、困ったら迷わず助けを求めましょう(^^)
基本的に英語力は必要ない。だけどあるともっと楽しくなる。
これまで”英語力は必要ない”と言ってきましたが、英語力があることで新しい世界も見えてきます。
ディズニーリゾートでは私たちキャストとお客様ゲストが他の接客業に比べて非常に近い距離にあり、おしゃべりする機会もとても多いです。
それは日本人に限らず外国人も一緒で、英語力があるだけで海外の子どもと触れ合ったり、異文化を知ることが出来たりと、キャストとしてのやりがいや楽しさは間違いなく増えていきます!
余談ですが、先ほど言ったように僕もずっと英語が話せませんでした。
しかし、何気なく言った英単語が伝わりとても感動したのを今でも覚えています。
そこから英語に興味を持ち、勉強を始め、1年間カナダに留学に行くことを決めたほどでした。
とはいえ、”英語力”といっても聞かれる内容は「トイレどこ?」「待ち時間何分?」「ファストパスはどこ?」などと毎回同じようなことばかりです!
数パターンの返事を英語で覚えておけば、ある程度の質問は返すことができるようになります。
完璧な英語なんて必要ない
間違えたら恥ずかしいし…
って人もいますよね?
日本人って完璧を求めがちなんですよね。。
ちゃんと話せないから話さない。って人がすごく多いです。
ですが、完璧である必要なんて全くありません。
外国人ゲストが日本語が分からないように、あなたも英語が分からないと相手も分かりますので、文法がめちゃくちゃな英語でも相手は理解しようとしてくれます。
”分からないから話さない”より、”分からないけど話す”方がサービス精神に溢れていますし、海外ゲストはちゃんと感謝の気持ちを言葉で表してくれます!
まとめ
というわけで、結論は
英語力は必要ない!だけどあるとより楽しくなる
でした!
なので、キャストになりたいけど英語が話せないと不安な人は心配する必要ありません!
実際は「喋れない人の方が多い」ということを忘れないでください!
だけどちょっとは勉強しておきたいという人のためにこの本を紹介しておきます!(^^)!
もし、自分の中の理想のキャスト像が、海外ゲストにも笑顔で対応しているのであれば是非購入して勉強しましょう!
行動しなきゃ変われません!!